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合成界面活性剤とは油汚れをおとすために配合される洗浄剤です。本来、水で油汚れはおとせませんが、この界面活性剤が入ることで油と水をなじませ水とともに流すことができるのです。セッケンにも界面活性剤が入っていますが石油からつくるような合成ではありません。
ラットの背中の毛を剃り、そこにいろいろな種類の台所用合成洗剤の原液を一日一回塗り皮膚の変化を見る実験です。 実験一日目: 実験七日目: 実験十日目: 十四日目: 洗剤の強さの違いにより3日目で絶命するもの、背中に塗ったのにおなかから出血するもの、1ヶ月後も生きているものなどいろいろいたが、合成洗剤は間違いなく強烈な皮膚障害を起こすのです。とてもゴム手袋なしではさわる気がしません。 25種類くらいの洗濯用合成洗剤の水溶液(洗濯に)にそれぞれメダカを6匹いれ、全部死ぬまでの時間をはかった実験です。 ⇒実験の結果は、早いもので5分、おそくとも20分で全滅しました。 こんどは、40種類くらいの合成シャンプーの水溶液にそれぞれメダカを6匹いれ、全部死ぬまでの時間をはかった実験です。 ⇒実験の結果は、およそ40分、おそくとも60分で全滅しました。シャンプーは頭に直接つけるので毒性を弱くしているため、洗濯用洗剤に比べて長い時間メダカが生きていたのでしょうか。 合成洗剤の毒性の残留性を調べた実験があります。綿100%の布(5センチ角)を合成洗剤とセッケンで洗濯し、残留する合成界面活性剤(ABS)の残留量を調べたものです。洗濯の回数が増えるほどABSの残留量が増えています。 (単位:ppm)
注)セッケンによる洗濯でABSが検出されたのは、もともと水に微量のABSが含まれていたためと考えられています。 さて、次に上記の布片を使い皮膚への刺激をみるパッチテストを行いました。その結果、洗濯回数が多い布ほど肌が赤くかぶれたのです。もちろんセッケン系洗剤で洗濯したほうはなんの反応もありませんでした。これは驚くべき結果です。洗濯して乾燥させれば無条件に清潔で安全なものと思っていたのですから。理由もなく子供の肌荒れ、かぶれがある場合には要注意です。
人間の皮膚は脂の膜でおおわれていて細菌の侵入などからまもってくれています。ところが合成界面活性剤が皮膚にふれるとその特殊なはたきにより皮膚の脂分を取りさってしまいます。これが肌あれ、ヒビ割れです。このような無防備な状態になると合成界面活性剤はさらに皮下へと浸透していき、細胞を破壊していきます。さらには血管に侵入し全身へとまわっていくのです。 台所用合成洗剤をゴキブリにふりかけると死ぬことは知られています。人間が間違って(2ccくらい)飲めば命にかかわります。まだ合成界面活性剤の危険について知らなかった頃、食器だけではなくこれで生野菜も洗っていた人も多いはずです。
アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(ABS、LAS)、 イソプロパノールアミド、 ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステルナトリウム(POE)、 モノアルキルリン酸エステルナトリウム(MAP)、 合成界面活性剤は2000種類くらいあります。特に毒性が強いとされているのはPOER、POEP、LAS、AES、ASの5つです。上記の似たような名前は間違いなく合成界面活性剤です。 なお、メーカーはハーブを配合したり自然のものを一部配合したりして「自然派」、「肌にやさしい」、「弱酸性」、「天然成分」、「ハーブ」、「肌にもやさしい」「・・の香り」などと宣伝してきますが、全て合成系です。安全なセッケンであれば、脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムで出来ています。
洗濯用洗剤 上記のように合成界面活性剤の残留性を考えると、セッケン系の洗剤が安心です。 ハミガキ 一般のハミガキには台所用合成洗剤と同様、合成界面活性剤が含まれています。口の中ということもあり、また子供の場合、間違って飲んでしまうこともあります。ですから基本的にはハミガキなしで歯ブラシだけでよくみがけば十分です。使う場合にはセッケン系のハミガキならば安心して使えます。 ミミズを使った実験では、合成系ハミガキを溶かした水とセッケン系のハミガキを溶かした水では、合成系に入れたミミズは死んでしまい、セッケン系では生残るのです。また、ネズミの舌での実験でも合成系は舌の表面のザラザラした部分の細胞の表面が溶けるという結果も出ています。ハミガキをした後に食事をすると味が変わるというのは、味覚がおかしくなっていたということです。 大手メーカーは大々的に「発泡剤、防腐剤を含まない」ものを売ることは絶対にできません。なにしろ販売しているもののほとんどは合成界面活性剤入りだからです。因みに、「歯が白くなる」と宣伝しているハミガキには白色着色剤である酸化チタンが入っています。歯が白くなるのではなく、白く染めているだけなのです。 シャンプー 子どもの場合、髪の毛の健やかな成長のためにもセッケン系シャンプーが安心です。セッケンシャンプーならば手に取って頭につけても悪影響はないし、目に入ったとしても洗い流すだけで特に心配ありません。
L社部長:「あのEは直接、原液をあたまにふりかけてもらっては困ります。」 著者:「そんな注意書きどこにもありませんよ。ではどうしてあらえばいいんですか。」 L社部長:「アノ、まず手のひらにとっていただいてですね・・・・。」 著者:「頭の地肌に危ないものは手のひらにもよくないでしょう。」 L社部長:「あ、そうか。 そうだ、洗面器のお湯に溶かしていただくんです。」 著者:「それをどうするんですッ?」と問い詰めたところ、 L社部長:「頭にかぶっていただく・・・・。」と、ついに答えに窮してしまいました。
合成界面活性剤・・洗浄を目的として通常4〜8種類程度の合成界面活性剤が配合される。
要するに、合成シャンプーは髪をボロボロにしておいて保湿分を与えてプラスチックの膜で被いツヤを出し、人工の香りをつけているのです。 なお、メーカーは合成シャンプーで髪を痛めつけておきながら、さらに髪のためにといって合成リンスを売り込んできます。これを「往復ビンタ商法」というそうです。 ハンドソープ O−157問題あたりから子ども達の手洗いが言われるようになりました。手洗い自体は重要なことですが、台所用合成洗剤や洗濯用合成洗剤と同じ成分が入っているもので洗う必要はありません。直接合成洗剤を手につける恐さもありますが、特に幼児の場合には、手についている洗剤を舐めてしまうこともあるからです。もしそれがセッケン系ならば問題ありませんが、合成系ならば吐かせるなどの応急処置の後、場合によっては病院に連れて行くなど大騒ぎになります。 参考資料:恐い洗剤知らない使い方(内藤裕史氏著、青春出版社)、合成洗剤買わない主義使わない主義(坂下栄氏著、メタモル出版)、ハミガキは合成洗剤です(山崎雅保氏著、メタモル出版)、どうしても化粧したいあなたに(船瀬俊介氏著、三一新書) |